2次元配列
前回まで条件文でよく使う論理演算の基本を解説しました。今回はループ内でよく使う2次元配列について解説します。下記資料で2次元配列のイメージです。以前掲載した配列と基本的には同じです(配列の記事はこちら)。

2次元配列となると変数が一気に増えて難しくみえてしまいますが、概念は行と列、つまりエクセルをイメージすると身近に感じるのではないでしょうか。
今回のサンプルコードは九九の計算を2次元配列を使って書いてみました。
テストコード
#include <stdio.h>
//2次元配列テストプログラム
int main()
{
int arr[9][9];
for(int i=0;i<9;i++)
{
for(int j=0;j<9;j++)
{
arr[i][j]=(i+1)*(j+1);
printf("%d x %d = %d\n",i+1,j+1,arr[i][j]);
}
}
return 0;
}
Option Explicit
'2次元配列テストプログラム
Sub arrTest()
Dim arr(1 To 9, 1 To 9)
Dim i, j As Integer
For i = 1 To 9
For j = 1 To 9
arr(i, j) = i * j
Debug.Print CStr(i) + "x" + CStr(j) + "=" + CStr(arr(i, j))
Next j
Next i
End Sub
実行すると九九の計算が出力されたと思います。2次元配列は2次元ループと相性が良くセットで使うことが多いのでマスターすればコードを書くことが楽になります(ループの解説についてはこちらから)。次回は3次元配列を解説します。