関数について徹底解説 vol.1


概要

 変数、条件文、ループと解説してきましたが、これだけでもプログラムは十分にできます。ですが慣れてくると複雑なプログラムが作れるようになり、いつの間にか膨大なコードを書く様になります。そうなると自分で書いたコードなのに訳が分からないってことがよく起こります。つまりプログラムの本によく書かれているメンテナンス性が悪い状態です。僕は暗記力がないのでいつもこうなります!!そこで関数を自分で作って分かり易くしてしまいましょう。
 まずは基礎知識として関数の頭の中のイメージを紹介します!!
C言語のメイン関数を例にします。(VBAにC言語の様なメイン関数はありません)

どこかで見たことあるイメージ図ですね!!
そうです。変数です。関数は変数と同じイメージです。(変数が分からない方はこちらへ)違う点は2つ有ります。1つ目は箱の中に手順書が入っています。2つ目は返り値がある場合とない場合があるということです。2つ目については次回以降で解説します。
 それではループの解説で使用した缶コーヒーを買うプログラムで解説していきます。

コード

int main()
{
    int coffee=120;
    int val=1000;
    int fare=200;
    if(val>=coffee+fare)
    {
        for(int i=1;i<=(val-fare)/coffee;i++)
            printf("%d本買った\n",i);
    }
    else
        puts("諦めた");
    return 0;
}

手順書の内容は上のコードで言うと{int coffee~return 0;}のことで、それが書かれたメモ用紙が箱の中に入っているイメージです。コンピューターに「メインの箱を読め!!」と命令するとコンピューターは箱を開けて手順書の通りに動いてくれます。これが関数の大まかなイメージです。簡単ですよねww
 今回は以上となります。次回は自作関数を作りつつ、変数との相違点2つ目の返り値がない場合について解説します。


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