配列


概要

 今回は配列について解説します。配列は様々な言語で必ずと言っていいほど使われています。また配列はループとの相性が良いので一緒に使うと短いコードで膨大な量の値や文字を扱うことができます。まずは配列のイメージを下記資料に記します。

配列は仕切りがある箱です。この辺りは変数と変わりませんがC言語とVBAでは添字部分の書き方で違いがあるので気をつけてください。続いてC言語とVBAのサンプルコードを書いていきます。コードの内容は配列変数の中の値を別の配列変数に順番を逆にして移動させます。

C言語テストコード

#include <stdio.h>

int main()
{
    int arr[10]{1,2,3,4,5,6,7,8,9,10};
    //ループで代入
    /*int arr[10];
    for(int i=0;i<10;i++)
        arr[i]=i+1;*/
    int ans[10];

    for(int i=0;i<10;i++)
    {
        ans[i]=arr[9-i];
        printf("%d\n",ans[i]);
    }
    return 0;
}

VBAテストコード

Sub arrTest()
    Dim arr(9) as integer
    Dim ans(9) as integer
    Dim i as integer

    For i=0 to 9
        arr(i)=i+1
    Next i

    For i=0 to 9
        ans(i)=arr(9-i)
    msgbox ans(i)
    Next i
End Sub

 10→1という順で表示されたと思います。冒頭にも言いましたが配列はループと相性がよく(ループの解説はこちら)、一つずつ配列に値を代入しなくてもループを使って短いコードで代入することができます。もちろん一つずつ丁寧にコードを書いてもオッケーですが大変です。また配列は他の型で使えたり、多次元的な使い方など奥深いですが、まずは今回の基本をマスターしましょう。次回は文字と値について解説します。


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