条件文で空白判定


C言語サンプルコード

 以前条件文について解説しました(条件文の記事はこちら)。今回は条件文の実用的な使い方、空白判定について解説します。まずはC言語とVBAのサンプルコードを下記に記載します。

//C
#include <stdio.h>

int main()
{
    char *str1="";
    char *str2="abc";
    if(str1=="")
        puts("str1 is empty");  //空白
    else
        puts("str1 is not empty");  //空白ではない

    if(str2=="")
        puts("str2 is empty");  //空白
    else
        puts("str2 is not empty");  //空白ではない
    return 0;
}

VBAサンプルコード

'VBA
Option Explicit

Sub emptyTest()
    Dim str1 As String
    Dim str2 As String
    str1 = ""
    str2 = "abc"
    
    If (str1 = "") Then
        MsgBox "str1は空白だ"
    Else
        MsgBox "str1は空白でない"
    End If
    
    If (str2 = "") Then
        MsgBox "str2は空白だ"
    Else
        MsgBox "str2は空白でない"
    End If
End Sub

 str1は空白、str2は空白ではないと出力されたと思います。C言語もVBAも文字列を示す「”」で括るだけで空白を示すことができます。それをifで判定させます。空白であればtrueを空白でなければfalseを返します。(C言語のstrについている*マークは今は気にしなくてもOKです。)
 この空白判定の使い方はGUI開発、VBAの便利ツール開発でも活用します。次回は論理和について解説します。


    コメントを残す