概要
前回の記事で変数について解説しましたが、今回は定数について解説します。定数とは決まった数字のことで、変数の様に変えることができません。イメージはこんな感じです。

まず鍵のついた整数専用箱を用意します。その中に整数の10を入れます。蓋をして鍵をかけます。
そして鍵は捨ててしまいます。こんなイメージです。
身近な物に例えると、スマホの寸法は定数になります。機種によって違いはありますが、設計図で決められています。このようにプログラム内で変えたくない数字は定数の専用箱を用意して数字を入れます。変数と同じで文字も入れることができます。
以下がコードです。
コード
const int value = 10;
Private Const value As Integer = 10
こんな感じで宣言します。
始めたばかりだとピンと来ないかもしれませんが、プログラミングは変数を使わず数字を直接書いて動かすこともできますが、その数字が繰り返し出てくる場合にその数字を変えたい時、定数の専用箱を使うと、繰り返し出てくる数字を一括で変更できます。つまり一つずつ数字を変える必要がなくなりプログラムの修正が楽になります。頭の片隅に置いておきましょう。