【Qt】イベント


レイアウト

 今回からオームの法則を実装していきます。下記資料のようにフォーム上にウィジェットをレイアウトします。ウィジェットレイアウトのやり方はこちらを参照してください

 label3つとlineEdit3つ、pushButtonが配置されました。次に配置したウィジェットの名称を変更します。これはデフォルトの名前でも動作しますが、分かりやすいと思う名前をつけましょう。例題では単語を短めに略しています。下記手順で名称を変更してみましょう。

ウィジェット名称変更

名称の変更後、ボタンをクリックすると計算する機能をつけていきます。このようなユーザーの操作に反応する動作をイベントと言います(Qtではシグナルスロットととも言います)。下記手順でイベントを起こすと、ヘッダーファイルとソースファイルにイベント関数が作られます。

イベント手順

そして上記操作で作られたソースファイル関数内にコードを追加し、ソースファイルを下記の様に書きます。

コード

void MainWindow::on_pB_Do_clicked()
{
    ui->lE_E->setText("10");
}

全てのコードを書き終えたら実行します(実行のやり方はこちら)。フォームが起動したら抵抗に2、電流に5を入力し、ボタンを押してみて下さい。

 電圧のlineEditに10と表示されたと思います。このようにボタンをクリックすると動作するイベントをクリックイベントと言います。もし動作しなかったらlabelとlineEditの位置を見直しましょう。ただこのコードは文字を表示しているだけで計算している訳ではありません。次回はこれを解決するために型変換について解説します。

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