うちの猫が糖尿病になった話


 昨年末、うちの猫カイル(現在12歳)が糖尿病と診断されました。それから5ヶ月が経過し元気になってきたのでそれまでの経緯と経過状況を記録したいと思います。まずは病院に連れて行くまでの経緯について記載します。

食欲があるのに体重の減少

 カイルが健康だった時の体重が3.8〜4.0kgに対し糖尿病と診断された時の体重が2.5kgで1.5kg減りかなり痩せていました。食欲がなくて痩せていくのであれば分かりやすいのですが、食欲があるのに痩せていくのが糖尿病の怖い所です。
 カイルの場合はタイミング悪くカリカリが販売中止となり代わりに用意したカリカリをあまり食べてくれなかったこともあって痩せきたと思っていたのですが、よく食べるカリカリを見つけた後も体重が増えなかったのでおかしいと気づくことができました。

おしっこの量が多い

 猫のおしっこの回数は1日4,5回と言われていますが、カイルの場合10〜12回くらいしていました。
※トイレ回数の数え方について、正確に把握するのは難しいので猫砂の塊を数えました。システムトイレの場合は数えるの難しいかもしれません。

水をたくさん飲む

 おしっこの回数が多いことにも関わってくるのですが、水を飲む量がかなり増えます。直径15cm、高さ7cm程のお椀の水が健康な時は半日でおおよそ半分程度なくなるのに対し半日で全てなくなっていました。

運動量の低下

 糖尿病に限られたことではないのですが、高さ85cm程のキッチンカウンターの上にジャンプして楽々登れていたのにできなくなる、爪を切ると怒るのに怒らなくなるなど、普段していたことをやらなくなっている場合にも注意が必要です。

以上の点で病気かなと思い病院に連れていくことができました。もし食欲だけにフォーカスしていたら「食欲あるから大丈夫だろう」と異常を発見できずに手遅れになっていたかもしれません。日頃の観察って大事だと改めて思いました。
 次回は糖尿病治療には欠かせないインスリン注射について記載します。


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